ヘアスタイリング剤フィニッシュ

  • スタイリング剤はヘアスタイルを作る時に必要な、

ベース剤 ・・・髪の状態を整える

プロセス剤・・・スタイルを形づける

フィニッシング剤・・・スタイルのキープとツヤ出し

の3種類に分けられます。

このページでは、主にスタイルの形を作るプロセスフィニッシュ剤について書いていきます。

フィニッシング剤とは髪の形をプロセス剤によって作った後の最後の工程でスタイルをキープしたり、ツヤを出すのが主な目的です。

形はそのほとんどが、スプレー式の形状をしています。

ノーマル〜ハードタイプのスプレー

ヘアスプレー

スプレーと言えばこのタイプ、固めることによってスタイルをキープします。

硬さによってソフト・ノーマル・ハード・スーパーハードなどの目安があります。

メーカーによっては”エクストラ””ウルトラ”といったガッチリ固めるもに有効なものもありますが、現在では一般的にはあまり使われません。(ロングヘアーだと特にシャンプーが大変なため)

成分の多くがアルコールと糊(ノリ)で出来ており、水分はほとんど含みませんので、すぐに乾いて形付けたスタイルをそのままキープすることが出来ます。

アレンジした後、巻き髪をしっかりキープしたい時や前髪が落ちてこないようにしっかり固めたい時には、ハードスプレーが役立ちます。

基本的な使い方はスタイルが出来たら、上から全体に軽く吹きかけてるだけである程度固まるので何の説明もいらなそうですが、

長くスタイルをキープさせるには、ボリュームが欲しいところや立ち上がりが必要な場所には髪の根元に届くように、スプレーを噴霧する事

そのためには、空いている方の手を使って髪を持ち上げスプレーを根元に届かせます。この時も頭皮に対して直接当たらないように逃し気味にスプレーします。

他の方法としてテールコームのテール部分を使って持ち上げる事で手を汚さずにスプレーする事も出来ますし

コーム(歯)部分に先にスプレーを吹きかけ、ポイントで、立ち上がりを作ったりする事も出来ます。

アイロンでの巻き髪やパーマでのカールスタイルはカールの内側にもスプレーしておく事で、カールに弾力をもたせ長時間カールをキープすることができます。

方法は、カールした髪を軽く手で揺らしながら、すこし遠くからスプレーをして内側に行き渡らせると簡単です。

時間は掛かりますがカールした髪をひと束ひと束手で下から手の平で持ち上げて内側に直接吹きかけると立体感のあるカールをキープすることができます。

どちらの方法も一箇所にスプレーをかけ過ぎると、スプレー成分の重みでカールが取れやすくなったり不自然な感じの束ができたりして、全体としては良くありませんので、ポイントやアクセントで使う場合は

  • 『少し遠くから』
  • 『少しづつ』
  • 『固まったのを確認しつつ』
使ってみてください。使い方を見直してみるとトータルでは結構少ない量で全体をカバーする事ができると思います。

ツヤ出しタイプ

ツヤ出しスプレー

 

オイル成分やシリコンがメインの物で固まらずツヤを出し手触りを良くしてくれます。

ツヤを出す目的以外に乾燥から髪を保護したり、静電気の発生を抑えるのが目的です。

つけ過ぎると、髪が重くなりベタつきの原因になりますので、ほどほどに

付け方は全体にサッとスプレーすれば良いのですが、静電気防止や乾燥保護の目的なら、頭を軽く振るか、髪を揺らして内側にも行き渡らせると良いです。

ロング・ストレートのツヤ出しがメインなら、髪の中間から毛先に軽くスプレーした後、目の細かいブラシで、梳かす事で髪の表面を整えてより一層ツヤを出すことができます。

 

 

メイクタイプ

日焼け止めスプレー
顔 髪 ヘアウォーター

ヘアースタイルのキープにあまり貢献しないので、珍しいタイプとなります。

日焼け防止(サンプロテクト)・・・日焼け止めが配合されているのが特徴なので、紫外線から髪と同時に頭皮も守ってくれます。

ウォータースプレー・・・髪の水分補給というより肌の水分補給のついでに髪にもスプレーする。

 

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